【日本酒塾】春酒インプレッション

早春の頃
新酒のご紹介。

◎ 大信州 辛口特別純米 生

・使用米 ひとごこち
・精米度 49/70%
・アルコール度 16%
・日本酒度 +8
・酸度1.6

長野県松本市。
立香は穏かにホンノリ香る程度。しかし大信州スタイル。(パッションフルーツ、炊きたての白飯、りんご系の香り)。一瞬パッと香り開いて後の穏やかさが心地よい。
味わい、入りスムーズで丸みもあり、酸が味の骨格のわきを支えている。口中の後半、舌に辛味が来て切れよし。味わいのバランス良く、五味調和。ニガ渋感が後半にあり食事との相性抜群によい。しぼりたて新酒としての完成度は高い。食中でのポテンシャルは中々に良いものを感じる。
のどぐろ一夜干しと合わせてみたい。
※私的に好印象

◎ 大信州 信濃薫水  槽場詰め 純米吟醸 搾りたて生原酒

・使用米 ひとごこち
・精米度 49/59%
・アルコール度 16%
・日本酒度 +7
・酸度1.5

長野県松本市。
立香、穏かで大信州スタイル。
含み香はパッと咲く感じ(吟醸香はラムネ、綿菓子、白桃)。
味の立ち上がり早く甘味、酸が鋭く立ち上がる。
口中にガス感あり(槽場詰め由来)⇔少し苦みを感じる。⇔程良い余韻を感じ食事を美味しくする。
今でも十分に旨口だが少し熟成させると更に良くなりそうな予感。
味わい全体が調和型。良い感じに仕上がっていると思います。
白魚と菜の花の卵とじと合わせてみたい。
※私的に好印象

◎ 大信州 仕込15号  純米大吟醸 中汲み 無濾過生原酒

・使用米 ひとごこち
・精米度 49%
・アルコール度 16%
・日本酒度 +5
・酸度1.5

長野県松本市。
香りの強さ中程度、とても上質な大信州型の吟醸香。
味わいに米由来の丸みを感じる。口中に甘味、酸味、広がり、エレガント、上質、潔さ、切れ味良好。しっかりした造りを感じさせる酸の働きは酸度では表せない。米の甘味とニガ渋(苦み渋み)が同居し食中で良い仕事をしそうです。特に鰻のかば焼きなどとの合わせはとてもいいバランスを見せると思います。
※私的に好印象

◎ 大信州 仕込30号  純米大吟醸 無濾過生原酒

・使用米 金紋錦
・精米度 49%
・アルコール度 16%
・日本酒度 +5
・酸度1.5

長野県松本市。
第一印象は軽さ、広がり、奥行き感。
香りの広がり、良質な吟醸香(パイン、白桃、青リンゴ、パッションフルーツ)。
特に戻り香が好印象。味に酸由来の締まり在り。
味わいに酸と甘味が同時にしかも動きが早くモタツキ感が全くない⇒ダイレクトな感覚。
味わいの後半にニガ渋感あるがこのお陰で味伸びる。心地良い切れを感じる。
余韻も程々に漂い心地良さを感じて頂けると思います。
※私的に好印象