日本酒塾

厳選NAC 契約栽培農家別 飲み比べセット

たか田でお出ししています大信州の酒達の中でも特にお薦めしたい酒が《N.A.C》です。
(詳細は下記をご覧ください。) NACは一見すると通常の大信州よりも地味な酒です。しかし食事、会話、どんな場面にも合う酒です。吟醸香がほんのりと漂い飲み口も奇をてらわず落ち着いた感じ。しかし、酒としての骨格はバッチリ骨太で飲んで旨いタイプ。どんな料理とも仲良くできる万能酒。私はNAC、とても良い酒だと感じています。

今回、蔵のご厚意で契約農家別のNACを分けて頂きました。
通常の大信州商品カタログには御座いません。超レアモデルとなります。
今回の5酒はどの酒も同じ品種の酒米『ひとごこち』を同じ精米歩合『59%』まで磨き、同じ仕様『酵母、水、蒸米等』で醸造した物です。つまり唯一違うのは米を育てた農家さんの違いです。
同じ地区『松本平』で田んぼを耕作されてる農家さんの米造りのノーハウの差が酒米となった時のポテンシャルの差となるのです。
今回の5酒、飲み比べると香りの立ち方、味わいの広がり、酸の働き具合、後口の切れ等に違いがある事を感じて頂けると思います。
この様な飲み比べは酒好きの方にはとても良い勉強になると思います。

なお5軒の農家さん、皆さん個性的な方達です。皆さん農家としては若手(3、40代中心)ですがヤル気は120%以上。酒造りと同じで仕上がった酒は各々その酒の農家さんの後姿を感じる様な気がするのは私だけでしょうか!
各農家の心意気と田んぼ作業をする彼らの汗も大信州NACの味になっているのだと感じて頂ければ幸いです。

《厳選 N.A.C 契約栽培農家別 飲み比べセット》

【大信州酒造 謹醸  N.A.C 2015 】
〔純米吟醸 生詰 ひとごこち 59%〕

◎田美屋
◎浜農場
◎細田農産
◎やまだふぁーむ
◎おひさまファーム  ※各 グラス小×5盃

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『N.A.C とは、長野県原産地呼称管理制度の略』
長野県は、より高い品質の農産物及び農産物加工品を提供していくことで生産情報を消費者へ開示し、消費者の信頼を得ながら地域の振興を図ることを目的とした「長野県原産地呼称管理制度」を創設しています。
日本酒については、長野県産米100%を使用した精米歩合70%以下の自醸純米酒であって、採水地も長野県内であること。醸造地米から、発酵、瓶詰めまでの一切が長野県内で行われていること。また官能検査( 香り、味、バランス、総合について)を実施し審査に合格した物をこれに認定する。